Black Up / Zion All Stars
Coxsoneのプロダクションレーベルからの、深いRoots Inst。
Zion All Starsの全容は分からないがSaxがKarl Bryan,ビンギドラムはCounnt Ossie。
静寂、静謐な雰囲気を持ち併せつつ、それを切り裂くKarl BryanのSaxに痺れる。
2011年6月30日木曜日
2011年6月27日月曜日
39. Roots
Lead Us Father / African Brothers
Tony Tuff,Sugar Minott,Derrick Howard(a.k.a Eric Bubbles)のトリオグループ。
全編にビンギドラムが聞こえるが、Count Ossie & The Mystic Revelationによるもの。
Roots色の強い演奏に、勇ましいホーンが絡み合う(おそらくVin Gordonだと思う)。
そして3人によるキラーコーラスワーク。
Tony Tuff,Sugar Minott,Derrick Howard(a.k.a Eric Bubbles)のトリオグループ。
全編にビンギドラムが聞こえるが、Count Ossie & The Mystic Revelationによるもの。
Roots色の強い演奏に、勇ましいホーンが絡み合う(おそらくVin Gordonだと思う)。
そして3人によるキラーコーラスワーク。
2011年6月23日木曜日
38. Ska
Tell Me / Chuck & Dobby 〈BLUE BEAT 246〉
素朴な雰囲気のインストから始まり、
メント的なトラディショナルの味わいある土臭いSka Tune。
間奏も素晴らしく、古き良きオールドジャマイカンミュージック。
クレジットではDobbyがDarbyとなっているが、
おそらくDobby Dobsonのことだと思われる。
素朴な雰囲気のインストから始まり、
メント的なトラディショナルの味わいある土臭いSka Tune。
間奏も素晴らしく、古き良きオールドジャマイカンミュージック。
クレジットではDobbyがDarbyとなっているが、
おそらくDobby Dobsonのことだと思われる。
2011年6月20日月曜日
37. Rocksteady
"It's alright" 3version
Please,Listen Carefully...
It's Alright / Derrick Harriott
It's Alright / Slim Smith
It's Alright / Rita Marley
2011年6月19日日曜日
36. Ska
Allepon / Don Drummond & His Band
SkatalitesのトロンボーンニストDon DrummondがTreasure Isleに残したKiller Ska。
Don Drummondはアルファーボーイズスクールの出身で、
エリック•ディーン楽団を経てSkatalitesのメンバーとなった。
アルファーボーイズスクールはキングストンにある
修道女らによって運営されていた学校で修養よりも音楽に力をいれていた。
Don Drummond以外にもRaymond Harper,Tommy McCook,Vin Gordon,Bobby Ellis,Rico Rodriguez,Leroy Wallace(RockersのLeroy "Horsemouth" Wallaceとは同名だが別人、Far Beyondのホーン奏者),Joe Harriott(1951年にUKに移住しているホーン奏者)という
錚々たるメンバーを輩出している。
その中でもDon Drummondは素晴らしい才能を持っているということで、
卒業後も講師として指導にあたった。
エリック•ディーン楽団というのは、
レコードビジネスが始まる前のいわゆるショーライブをリゾートホテルなどで
演奏していた楽団だと思われる。
だいぶ前に、かのSarah VaughanにDon Drummondは世界で5本の指に入る
トロンボーンニストだと絶賛されたこともあるという話を聞いたことがあったが、
色々調べてみたらそれはエリック・ディーン楽団で
Sarah Vaughanとセッションした時の出来事だということが分かった。
そしてSkatalitesでは、
Coxsoneからバンドとしての技術、構想、セッション、規律の全てを任された。
個人的にDon Drummondといえばフライングシンバルの原型のような演奏の上に、
男気を感じさせるホーンが絡む、黒い、悪いインストがたまらなくかっこいい。
ただ、Don Drummondは本当に奥が深く
カリブフレーバー溢れるトロピカルチューンも素晴らしい。
今回の掲載曲は前者の方。
〈参考文献:Bass Culture〉
SkatalitesのトロンボーンニストDon DrummondがTreasure Isleに残したKiller Ska。
Don Drummondはアルファーボーイズスクールの出身で、
エリック•ディーン楽団を経てSkatalitesのメンバーとなった。
アルファーボーイズスクールはキングストンにある
修道女らによって運営されていた学校で修養よりも音楽に力をいれていた。
Don Drummond以外にもRaymond Harper,Tommy McCook,Vin Gordon,Bobby Ellis,Rico Rodriguez,Leroy Wallace(RockersのLeroy "Horsemouth" Wallaceとは同名だが別人、Far Beyondのホーン奏者),Joe Harriott(1951年にUKに移住しているホーン奏者)という
錚々たるメンバーを輩出している。
その中でもDon Drummondは素晴らしい才能を持っているということで、
卒業後も講師として指導にあたった。
エリック•ディーン楽団というのは、
レコードビジネスが始まる前のいわゆるショーライブをリゾートホテルなどで
演奏していた楽団だと思われる。
だいぶ前に、かのSarah VaughanにDon Drummondは世界で5本の指に入る
トロンボーンニストだと絶賛されたこともあるという話を聞いたことがあったが、
色々調べてみたらそれはエリック・ディーン楽団で
Sarah Vaughanとセッションした時の出来事だということが分かった。
そしてSkatalitesでは、
Coxsoneからバンドとしての技術、構想、セッション、規律の全てを任された。
個人的にDon Drummondといえばフライングシンバルの原型のような演奏の上に、
男気を感じさせるホーンが絡む、黒い、悪いインストがたまらなくかっこいい。
ただ、Don Drummondは本当に奥が深く
カリブフレーバー溢れるトロピカルチューンも素晴らしい。
今回の掲載曲は前者の方。
〈参考文献:Bass Culture〉
2011年6月16日木曜日
35. Early Reggae
Everywhere I Go / Justin Hinds & The dominoes
出だしの演奏から惹きつける泣きのEarly Reggae。
UK盤だと”Everywhere I Go”とクレジットされているが、
Treasure Isleだと”Travel With Love"とクレジットされている。
Justin Hinds & The Dominoesもジャマイカ音楽に最も多いトリオグループの1つ。
ただ彼らは、60年代のSkaから70年代に入り、
Reggae,Roots期にも第一線で活躍した稀なアーティストである。
ちなみにThe Dominoesは、
当時、ジャマイカでも相当の人気があったFats Dominoからとったもの。
めまぐるしく変わるジャマイカ音楽のシーンでどの時代にも活躍できたことは
彼らの実力の証だと思う。
Justin Hindsの枯れ声には独特の粘りっこさがあり
どの時代にもうまくフィットしている。
出だしの演奏から惹きつける泣きのEarly Reggae。
UK盤だと”Everywhere I Go”とクレジットされているが、
Treasure Isleだと”Travel With Love"とクレジットされている。
Justin Hinds & The Dominoesもジャマイカ音楽に最も多いトリオグループの1つ。
ただ彼らは、60年代のSkaから70年代に入り、
Reggae,Roots期にも第一線で活躍した稀なアーティストである。
ちなみにThe Dominoesは、
当時、ジャマイカでも相当の人気があったFats Dominoからとったもの。
めまぐるしく変わるジャマイカ音楽のシーンでどの時代にも活躍できたことは
彼らの実力の証だと思う。
Justin Hindsの枯れ声には独特の粘りっこさがあり
どの時代にもうまくフィットしている。
2011年6月15日水曜日
34. Roots
Satta A Masa Gana / The Abyssinians
言わずと知れたRoots Rockの金字塔。
聖書に深く影響を受けた、ラスタファリ賛歌。精神的な信念を強く感じる。
この曲は元々、1969年にCoxsoneのもとでレコーディングされていたのだが、
Coxsoneはこの曲を売れる見込みがないと判断しマスターをお蔵入りとしていた。
その2年後、Abyssiniansが自らのレーベルCLINCHを立ち上げ、Coxsoneからマスターを
買い取り世に出したという逸話がある。
The AbyssiniansのメンバーはCarlton & The ShoesのCarlton Manningと共に活動していたLynford Manning, Donald Manning(3人は兄弟)にリードシンガー Bernard Collinsのトリオグループ。
演奏の方はCoxsoneのスタジオバンドのはずだが詳細は分からず。
唯一、BassがLeroy sibblesだということを本人がインタビューで語っている。
伝統的なラスタの打楽器、バスドラム、フンデ、リピーターも使われていて土着臭い
まさに崇高な仕上がり。
〜Lyric〜
There is a land far, far away
Where there's no night, there's only day
Look into the book of life and you will see
That there's a land far, far away
That there's a land far, far away
The king of kings and the Lord of Lords
Sits upon his throne and he rules us all
Look into the book of life and you will see
That he rules us all
That he rules us all
There is a land...
Satta Massa Gana Ahamlack,ulaghize
Satta Massa Gana Ahamlack,ulaghize
Ulaghize...
※一部古代エチオピアの言語であるアムハラ語で歌われている。
言わずと知れたRoots Rockの金字塔。
聖書に深く影響を受けた、ラスタファリ賛歌。精神的な信念を強く感じる。
この曲は元々、1969年にCoxsoneのもとでレコーディングされていたのだが、
Coxsoneはこの曲を売れる見込みがないと判断しマスターをお蔵入りとしていた。
その2年後、Abyssiniansが自らのレーベルCLINCHを立ち上げ、Coxsoneからマスターを
買い取り世に出したという逸話がある。
The AbyssiniansのメンバーはCarlton & The ShoesのCarlton Manningと共に活動していたLynford Manning, Donald Manning(3人は兄弟)にリードシンガー Bernard Collinsのトリオグループ。
演奏の方はCoxsoneのスタジオバンドのはずだが詳細は分からず。
唯一、BassがLeroy sibblesだということを本人がインタビューで語っている。
伝統的なラスタの打楽器、バスドラム、フンデ、リピーターも使われていて土着臭い
まさに崇高な仕上がり。
〜Lyric〜
There is a land far, far away
Where there's no night, there's only day
Look into the book of life and you will see
That there's a land far, far away
That there's a land far, far away
The king of kings and the Lord of Lords
Sits upon his throne and he rules us all
Look into the book of life and you will see
That he rules us all
That he rules us all
There is a land...
Satta Massa Gana Ahamlack,ulaghize
Satta Massa Gana Ahamlack,ulaghize
Ulaghize...
※一部古代エチオピアの言語であるアムハラ語で歌われている。
33. Coxsone
Pack Out (Pack Your Thing) / Wailing Souls
Coxsone時代のRoots Tune。
哀愁漂う素晴らしい演奏は、この時期のCoxsoneの音によく見受けられる。
その演奏の上に、素晴らしいコーラスワーク。
何度も続けて針を落として聞いてしまう1曲。
Coxsone時代のRoots Tune。
哀愁漂う素晴らしい演奏は、この時期のCoxsoneの音によく見受けられる。
その演奏の上に、素晴らしいコーラスワーク。
何度も続けて針を落として聞いてしまう1曲。
2011年6月9日木曜日
32. Roots
Man A Scanker / Judy & Bolivar 〈1974〉
独特な音の上に、不明のDuoボーカル。
この曲に関しての詳細はよく分かりません。
けれどもこの雰囲気、唯一無二だと思っている。
独特な音の上に、不明のDuoボーカル。
この曲に関しての詳細はよく分かりません。
けれどもこの雰囲気、唯一無二だと思っている。
2011年6月7日火曜日
31. Coxsone
Carnival Jamaica / Lord Rigby
Port-O-JamというレーベルはCoxsoneプロデュースの1つ。
この盤以外にもUKのNational Danceというレーベルから1964年にリリースされている。
UKでのリリースが64年といううことは、ジャマイカではそれ以前だと推測されるが詳細は分からず。
演奏、ボーカル共に相当にキラーな仕上がり。
Port-O-Jamはstudio1のようなビックチューンはあまりない印象だが、
なかにはこのレーベル特有のかっこいい、渋い曲があるので侮れない。
Port-O-JamというレーベルはCoxsoneプロデュースの1つ。
この盤以外にもUKのNational Danceというレーベルから1964年にリリースされている。
UKでのリリースが64年といううことは、ジャマイカではそれ以前だと推測されるが詳細は分からず。
演奏、ボーカル共に相当にキラーな仕上がり。
Port-O-Jamはstudio1のようなビックチューンはあまりない印象だが、
なかにはこのレーベル特有のかっこいい、渋い曲があるので侮れない。
2011年6月2日木曜日
30. Roots
Bredda Gravalicious / Wailing Souls 〈1978〉
Wailing Souls 〜 むせび泣く魂。
ジャマイカ音楽のなかでも、大好きなグループの1つ。
まずはメンバーから。
Winston ‘Pipe’ Matthews
Lloyd ‘Bread’ McDonald
George ‘Buddy’ Haye
最初のレコーディングは"Gold Digger"だと思っていたが調べると、MerritoneからRenegadesというグループ名でリリースされたのが一番最初だといううことが分かった。
また"Gold Digger"の時は、Winston ‘Pipe’ MatthewsとOswald Downe、Norman Davisというトリオで録音されている。
その後、Coxsoneのもとで"Back Out"、"Pack Your Thing"、"Mr.Fire Coleman"などをリリースする。その時はThe Classicsとクレジットされている。
そして、Coxsoneの次に彼らが活動するのは、Tuff Gongである。
Bob Marleyも彼らの歌唱力をかっていたという。
知っている方も多いとは思うが、Wailng Soulsの歌の指導はBob Marleyと同じく、かのJoe Higgsである。
Tuff Gongでは"Harbour Shark"、"Back Biter"がリリースされていて、Pipe & The Pipersというクレジットだった。
その後は、Channel1で活動するのだが、ついに自らのレーベルMASSIVEを立ち上げる。
掲載曲はそのMASSIVEから出た強烈なRoots Tune。
引き締まった演奏に、リードボーカルのWinston Matthewsの先導的な声。
これぞ、Roots Rock Reggae。
Wailing Souls 〜 むせび泣く魂。
ジャマイカ音楽のなかでも、大好きなグループの1つ。
まずはメンバーから。
Winston ‘Pipe’ Matthews
Lloyd ‘Bread’ McDonald
George ‘Buddy’ Haye
最初のレコーディングは"Gold Digger"だと思っていたが調べると、MerritoneからRenegadesというグループ名でリリースされたのが一番最初だといううことが分かった。
また"Gold Digger"の時は、Winston ‘Pipe’ MatthewsとOswald Downe、Norman Davisというトリオで録音されている。
その後、Coxsoneのもとで"Back Out"、"Pack Your Thing"、"Mr.Fire Coleman"などをリリースする。その時はThe Classicsとクレジットされている。
そして、Coxsoneの次に彼らが活動するのは、Tuff Gongである。
Bob Marleyも彼らの歌唱力をかっていたという。
知っている方も多いとは思うが、Wailng Soulsの歌の指導はBob Marleyと同じく、かのJoe Higgsである。
Tuff Gongでは"Harbour Shark"、"Back Biter"がリリースされていて、Pipe & The Pipersというクレジットだった。
その後は、Channel1で活動するのだが、ついに自らのレーベルMASSIVEを立ち上げる。
掲載曲はそのMASSIVEから出た強烈なRoots Tune。
引き締まった演奏に、リードボーカルのWinston Matthewsの先導的な声。
これぞ、Roots Rock Reggae。
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