2011年12月29日木曜日

89. Ska

時は師走。
一年の振り返りということで
2011年に手に入れたレコードのみで掲載中。

今日の更新で、2011年はラスト。
今年を締めくくる曲は
Always On Sunday / The Skatalites

ジャマイカ音楽にいざなってくれたSkatalites。
Skatalitesというバンドが結成される前から同じようなメンバーで
演奏はしていただろうけどSkatalitesとしての活動は実質2、3年程度。
その僅かな期間に作られた曲に、およそ50年経った今でも魅了されている。




このブログを始めたのは今年の3月20日。
震災から9日後のことでした。
30歳になる前に、今まで大切に集めてきたレコードを何らかの形で
紹介というか、保存していきたいと漠然な希望は持っていたのですが
震災を経験して考えが変わりました。
一瞬で普通の毎日、当たり前の日常を変えてしまう自然の脅威を目の当たりにし
今、やらなければという気持ちが芽生えました。

1年間見て下さった方、本当にありがとうございました。
また、来年も見て下さるととても嬉しいです。

それでは良いお年を。

2011年12月25日日曜日

88. Roots

時は師走。
一年の振り返りということで
2011年に手に入れたレコードのみで掲載中。

今日はこの曲。
Rastafari Tell You / Judah Eskender Tafari

2004年に長野にこだわりを持って開催するイベント
"Carib Fever"のMix CDで知った曲。
7年かけてようやく入手。想いは通じるね。

2011年12月22日木曜日

87. Roots

時は師走。
一年の振り返りということで
2011年に手に入れたレコードのみで掲載中。

今日、今年の間に入手したレコードをアーティストで仕分けてみた。
写真のような感じで床が埋め尽くされた。至福の光景。
ちなみに今年は現時点で128枚入手(7inchのみ集計)。


結果、今年最も多く集めたシンガーは…
○Dennis Brown 8枚
○Bob Marley & The Wailers(Ska期のWailersも含む)6枚
○Wailing Souls, Gregory Isaacs  共に4枚
○Slim Smith, Jamaicans, Twinkle Brothers, Skatalites  共に3枚
○Pablo Moses, Errol Dunkley,Horace Andy, Augustus Pablo, Freddie McGregor,
  Alton Ellis, Bob Andy  共に2枚

今年は王道というか基本の曲をしっかりと収集することを心がけていたので
順当なシンガーが名を連ねている。

それでは、今日はこの曲。
Never Get Burn / Twinkle Brothers

Twinkle Brothersの3枚から選びました。
凄まじくかっこ良い、必聴のDubも併せてどうぞ。



2011年12月21日水曜日

86. Roots

時は師走。
一年の振り返りということで
2011年に手に入れたレコードのみで掲載中。

今日はこの曲。
Poor And Clean / Gregory Isaacs

昨年の10月に亡くなったビッグシンガー、Gregory Isaacs。
今年に入ってまもなくの頃は、特に意識してGregoryのレコードを見ていた。
歌手が亡くなった後に、その歌手の音楽が注目されたりするのは世の流れ。
結局は自分も、その流れに乗ってしまっていた。

40年、50年前の音を好んで聞いているわけで、
当時のシンガーがもう亡くなっていることも多い。
けれど、やっぱり生きていてほしい。
生きているうちにそのシンガーの素晴らしさに気づきたい。



※Dubwiseを後半に収録。

2011年12月19日月曜日

85. Reggae

時は師走。
一年の振り返りということで
2011年に手に入れたレコードのみで掲載中。

今日はジャマイカが産んだ素晴らしい兄妹の2曲。
I'll Take Your Hand / Alton Ellis
Pieces Of My Heart / Mahaila Saunders (Hortense Ellis)

もう、どちらも抜群の歌唱力。
こんな声に出会えるジャマイカ音楽ってやっぱりいいよなと再認識させてくれる。





※Alton(1938年)とHortense(1941年)の歳の差は三歳。


2011年12月16日金曜日

84. Roots

時は師走。
一年の振り返りということで
2011年に手に入れたレコードのみで掲載中。

今日はこの曲。
Diverse Doctrine / Ras Ibuna

どっしりした厚みのある演奏に
中性的な声が重なり、崇高な雰囲気さえ漂わせるRoots Tune。
個人的に崇高さを感じるのはYabby Youの音なのですが掲載曲からもビシビシ感じる。
おそらくRas Ibunaはこの盤だけだと思う。
あまり多く出していないシンガーって、未知な部分も多くて余計興味がそそられる。

2011年12月15日木曜日

83. Prince Buster

時は師走。
一年の振り返りということで
2011年に手に入れたレコードのみで掲載中。

今日はこの曲。
Adios Senorita / Prince Buster And The Allstars  〈1966〉

Prince BusterってSkaはもちろんだけど、Rock Steadyもいいですよね。
歌心があってとても好き。
掲載曲はカバー曲。原曲(おそらくLuis Bravo)を聞いてみたけど
Busterの方が絶妙なコーラスも加えられていて、個人的には完璧に原曲越えです。



※Adios Senoritaはオリジナル盤だと
Rude Rude Rudie(Don't Thow Stones)の裏に入っている。

2011年12月14日水曜日

82. BLUE BEAT

時は師走。
一年の振り返りということで
2011年に手に入れたレコードのみで掲載中。

今日はこの曲。
Settle Down / Little Willie  〈BB151〉

今年手に入れた、唯一のBLUE BEAT盤。
出だしのピアノの跳ね具合、サックスのブロウ具合といい、まったく申し分ない。

2011年12月13日火曜日

81. Roots


時は師走。
一年の振り返りということで
2011年に手に入れたレコードのみで掲載中。

今日はこの曲。
Come On Party / Bunny Clarke

このところ注目しているレーベル、Jigsaw。
ソウルフルだけどレゲエ、レゲエだけどソウルフル。
そんな曲調がこのレーベルには多い気がする。
あと、使っているシンガーの声が渋い。
今回のBunny Clarkeも誰?って感じだけどいい声してます。

2011年12月11日日曜日

80. Roots

時は師走。
一年の振り返りということで
2011年に手に入れたレコードのみで掲載中。


今日はこの曲。
You Inspire Me / Busty Brown

このトラックを知ったのは
The Thingから出ている、Samfy Girl / Keeling Beckfordの盤だった。
The ThingのプロデューサーはLloyd Cambell。
その他にもSpiderman、Eagle、などのレーベルも運営していた。
各レーベルともそれほど知名度は高くないけれど、個人的には佳曲が揃っている印象。
掲載曲のMO BAYというレーベルの詳細は分からず。
おそらく、Kelling  Beckfordの方が先で、Busty Brownの方が後だと思われる。

Busty Brownはアツい歌唱力が魅力的なシンガー。
もう1曲、Busty Brownで欲しい1枚があるので来年には入手しようと目論んでいる。

2011年12月10日土曜日

79. Roots Inst

今月は師走ということもあり、2011年に手に入れたレコードのみで。
ランキングというわけではありませんが、
このレコード手に入れれて良かったなぁと思うもの、
思い入れが強いものを中心に掲載していきます。

まずはこの曲。
Horns Of Paradise / TRAMMY  〈1973〉

いつもお世話になっているファイヤー通りのレコード屋で、
レコードではなくMix CDかなんかでこの曲が流れていて、
思わず惚れてしまい、「これ何て曲ですか?」と聞いたことは覚えている。
その後、半年くらい経ってから
毎度のごとくお邪魔していて、ゆっくり収集させてもらって
お会計もして帰ろうとしているときに
店主がふと、Horns Of Paradiseあるよって。
一瞬、何のことか分からず聞かせてもらうと、あの曲じゃありませんか。
覚えてくれていてRespect。

オリエンタル風味というか、絶妙ないかがわしさが漂う、これぞKiller Inst。