2011年5月25日水曜日

26. Coxsone Ska

       Ska-Ba / The Skatalites

SkatalitesはCoxsoneのスタジオバンドとして1963年に結成された。
オリジナルメンバーは以下のミュージシャン。

Don Drummond (trombone)
Tommy McCook (tenor sax)
Roland Alphonso (tenor sax)
Johnny Moore (trumpet)
Lester Stirling (alto sax)
Lloyd Brevette (bass)
Lloyd Knibbs (drums)
Jah Berry (guitar)
Jackie Mittoo (piano,organ)

その他にも
Arkland "Drumbago” Parks (drums),Gladstone Anderson (piano),Ernest Ranglin(guitar),
Cluett Johnson(bass)
などのメンバーが参加していたとされる。

Skatalitesに関する好きな逸話がある。
BLUE BEAT BOP!に石川貴教さんが書いているお話だ。

〜 ジャマイカに滞在中だった1995年、Coxsoneの誕生日パーティーに呼ばれてその会場へと向かった。そのメインイベントは、ニュースカタライツと呼ばれている現役、アルファーボーイズ・スクールの面々の演奏だった。
全員が10代前半かそれ以下の子供たちは緊張した様子で、R&Bのインスト、Soul Jazz調の演奏を下手っぴに何曲か繰り返した。
「こりゃだめだ」と思った矢先、Skataliteの黄金のスカチューンに変わった。するとどうしたことか、その子達はまるで別人のような勢いで、まさに魔法がかかったごとくの音を瑞々しく奏で始めたのであった。 〜

自国で生まれたSkaに対してのプライド、Skatalitesへの尊敬の気持ちが演奏として表れたのだろうか。とても心に残っている。

掲載曲はSkataliteのなかでもけっこうハードに演奏されている所謂Killer Ska。


0 件のコメント:

コメントを投稿