Bob Andyといえば、レコード屋で必ずチェックをするシンガーの1人。
諭すような心がこもった声。
この声が本当に渋く、かっこいい。
Bob Andyファンの1人として6曲掲載。頑張れ!Bob Andy!!
Unchained / Bob Andy
Private Number / Bob & Marcia
Peace In Your Mind / Bob Andy
Hell A Go Broke Lose / Bob Andy
The Ghetto Stay In The Mind / Bob Andy
You Don't Know / Bob Andy
King Of Prince Buster。
生まれは1938年。ボクシングをやっていた(ジャマイカを訪れたカシアス・クレイ、後のモハメド・アリとスパーリングをしたことがあり、その時にアリのあごにパンチをくらわせたという伝説もある)こともあり、腕っぷしの強さを買われCoxsoneのもとでサウンドシステムの用心棒をやっていた時期もある。
1957年には、自らのサウンドシステム”Voice Of The People"をスタートさせる。
当時のサウンドシステムはCoxsoneのDown BeatしかりDuke ReidのTrojan、その他のサウンドシステムもアメリカのRhythm&Bluesをかけて人気を争っている状況だった。
ラジオ局も同じようにアメリカのRhythm&Blues、Jazzを流していて、ジャマイカに昔からある民族音楽を軽視する傾向にあった。
There is a land far, far away
Where there's no night, there's only day
Look into the book of life and you will see
That there's a land far, far away
That there's a land far, far away
The king of kings and the Lord of Lords
Sits upon his throne and he rules us all
Look into the book of life and you will see
That he rules us all
That he rules us all
There is a land...
Satta Massa Gana Ahamlack,ulaghize
Satta Massa Gana Ahamlack,ulaghize
Ulaghize...
「Skylarking」trkのメロディカCut。
New Establishmentは”Rock Fort Rock"、"Hail Don D"、"Joe Grazer"などでクレジットされている。
1965年のSkatalites解散からCoxsoneのハウスバンドはSoul Brothers、Soul Vendors、Sound Dimensionと変遷し、その次くらいのバンド名と思われる。
実際、盤によっては”Rock Fort Rock"、"Hail Don D"はSound Dimensionとクレジットされている。
1944年生まれのBob Andy。
彼もまた、ヴィア・ジョンズ・オポチュニティ・アワー経験者の1人。
1962年にDuke ReidのもとでTyrone EvansとDuo(Paragonsの前身)で初のレコーディングをした後に、1967年にはCoxsoneから「I've Got To Go Back Home」をリリースする。
そして、かの有名なLP「Song Book」がリリースされることなる。私も何年も聞いているが全く飽きることなく聞きつづけられるまさに名盤である。
今回の掲載曲は1973年にリリースされたナンバー。プロデューサーはHarry Johnson。
Harry Jから出ているBob Andyの曲は、Marcia GriffithsとのDuoも加えて素晴らしい出来だと思っている。
掲載曲は音数が少ない演奏に、味わいのあるBob Andyの声が絡み合う。
全くジャマイカ音楽に興味のない私の妻もこの曲には興味を示してくれることから、ジャマイカ音楽ファンのみならず、どこか人の心に訴えかける力がある曲ではないだろうか。
Drum: Sly Dumper
Bass: Jackie Jackson
Guitar: Hux Brown, Red Bryan
Keybord: Ansell Colins
メンバーは上記の通り。
RevolutionariesやAggrovatorsほど聞くバンドではないけれど、
Reggaeの傑作カバー"Here Am I Baby"などにクレジットされている。
自分も”Here Am I Baby"での渋い演奏を聞いてからは、Skin, Flesh & Bonesがクレジットされているものを見つけた時は、チェックするように心がけている。
掲載曲も、クレジットで引っかかり聞いてみたら自分好みだったという1曲。あまり見ないレーベルだが、プロデューサーはRandy'sのオーナーClive Chin。
Geoffrey ChungプロデュースのJigsawレーベルからの一曲。
ちなみにjigsawレーベルの7inchは2枚しか持っていないが、
内1枚はrecorded at Dynamic studio、
掲載曲はrecorded at Black Ark、
気になり調べてみるとある曲はrecorded at Errol T recording Studio。
色々なStudioで録音したのだろうが、レーベルが目指す音が自分の好みに合っている。
Michael Chungの重いギター、
そしてPablo Mosesの印象的な、朴訥な声が気に入っている。