Rough & Tough / Stranger Cole
Duke ReidプロデュースのSka。
以前も書いたが、Duke Reidはゲットー地区の元警察官。
そんな折に妻が国営の宝くじで、でかい金を手に入れたことがきっかけで警官を辞め、
1950年代初頭に夫婦でリカーショップ「Treasure isle」を始める。
(Dukeは1915年生まれだから35歳前後のことと思われる)
このTreasure isleというネーミングが後の、レコードレーベルともなる。
一方、Stranger ColeといえばDuke Reidのお抱えアーティストの1人。
本名はWilburn Theodore Cole。
Strangerとは親にも兄弟にも似てなく、
家族が"Stranger"と言い始めたのがニックネームとなりStranger Coleとなったということである。ちなみに兄弟や親戚がDukeのもとでセレクターをやっていたこともあり、Dukeは身近な存在だったのだろう。
Rough & Toughは1962年リリースだから、ちょうどジャマイカが独立を果たした年。
Skaの初期はハーモニカSkaがたくさんあり、どうしても似通って聞こえてしまいがちだけどRough & Toughに関しては別格。
間奏のソロ部分も聞き応えがある。
何といってもこの速すぎず、遅すぎずの絶妙なテンポが良い。
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